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栄養素を体に適したカタチに加工する、巨大な食品化学工場。
右胸肋骨の下端にある、人体の中で最も大きな臓器。
暗い赤褐色で左右二葉に分かれ、中央に胆嚢がある。
肝細胞の数は約2500億個で、およそ50万個ずつヒモにつながれたような形状をしている。
一日に通過する血液量は約2160L(一升瓶1200本分)、全血液の13%に当たる約650mlの血液を常時貯蔵している。
私たちが食べたものは、食道を通り胃や腸で消化吸収されたあと、肝臓に運ばれます。肝臓はたとえるなら、これらの 栄養素を加工処理して全身に送り出す巨大な化学工場。主として以下の3つの役割を果たしています。
栄養素の分解・合成
運び込まれた栄養素を、体内で役に立つ形につくり変えて全身に送り出します。
胃や腸で消化されアミノ酸という形になった蛋白質は、肝臓で人の体に適した蛋白質に合成されます。
また資質は人体が 活用しやすいよう、コレステロール、リン脂質、中性脂肪という形に合成され体全体に供給されます。
エネルギーの貯蔵
余分な糖質をグリコーゲンとして蓄え、運動などでエネルギーが必要な時にブドウ糖の形にして血液中へ戻し 活用します。またイザという時のために、血液の貯蔵も行っています。
解毒作用
体内で発生した老廃物や毒性の物質、誤って飲んでしまった有害物質などを無害なものに変えて体外へ排出します。 アルコールや薬を分解し、二日酔いや副作用がおきないよう体を守っているのも肝臓です。
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